オタク系天才ホワイトハッカー・ハオミンが、
かつてハッキング大会で負かした最凶ブラックハッカー・ゼブラに目をつけられて、裏社会の陰謀に巻き込まれて行くー
というストーリーです。
『ブラックハット』や『ミッション インポッシブル』を彷彿とさせるようなコンピュータやネットワークを題材にした作品。
一般人の主人公が潜入捜査するという、スパイ映画的な要素もあります。
天才ハッカー・スパイが登場する映画が大好物!
さらに悪役が日本人の〇〇ということで、早速観てきました。
ここからは軽微なネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意ください。
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映画「サイバー・ミッション」の感想

映画を観ているときから、
「この監督、日本好きだなぁ」
というのがまず思い浮かんだ感想です。
この映画は主人公がオタクで、悪役が日本人のサイバー犯罪者&IT起業家。
そのため、映画の至る所に日本を感じさせるものが登場します。
☑︎映画に登場した日本のモノ
- 能面
- 茶道
- アニメ・フィギュア
- コスプレ
主人公の部屋には、漫画『ONE PIECE』のフィギュアがずらり。
『ルフィ』のキーホルダーを、愚痴を吐く相棒にしています。
潜入活動に使う道具にも活用されますし、最後のキーとなったのも日本伝統のアレ。
特に『ONE PIECE』はかなりの頻度ででてきました。
著作権大丈夫かなと思うほどでしたが、そこはもちろん許可を取っていることでしょう。中国での『ONE PIECE』人気の高さが伺えます。
映画からは、一般的な日本のものでも、どこか異なるイメージを感じました。
これはきっと日本人が作る中国映画を、中国人が観た時に感じてる感覚と同じなのではないでしょうか。
映画から中国人目線の世界地図が見えた気がした

ぼくは、この作品がはじめての中国・香港映画です。
中国語+字幕で映画を観るのもはじめてなので、とても新鮮な気分でした。
実際に映画で使われていたのは、中国語6・英語4という割合だったので、英語がわかる部分は洋画よりも楽しく観ることができました。
アジア圏の俳優の英語はやはり聞き取りやすいのです。
主な舞台は香港・上海・マレーシア(クアラルンプール)で、被害にあうのがヨーロッパ。
米国が全く出てこないのが新鮮ですね。
国によって世界をどう捉えているかがわかります。

とくに今回は悪役が日本人。インテリ系のイケメン優男です。
そういえば日本が中国人を悪役にする時にも、頭がよくてずる賢い役が多い。
中国人からみても、日本人は頭を使って裏社会を動かす姿が違和感ないのでしょう。
他国で制作された映画をみることで、相手から見た自分たちを客観的にみることができるのが面白いなぁと感じました。
普段は、自国から見た他国のイメージに支配されがちですもんね。
日本人が中国人観光客をみて「うるさい」と思っているように、中国人からみた日本人のイメージも当然あるわけです。(良くも悪くも)
中国では2005~10年頃の日本のオタク文化が流行っている?

特にこの映画で、中国で日本のオタク文化がどんな扱いなのかわかりました。
主人公を誘惑するヒロインの変装が『制服+ツインテール』というシーンは、現在の中国若者の嗜好が見えた気がします(笑)
例えるならば『DEATH NOTE』の弥海砂のような可愛いキャラです。
中国では現在『ボーカロイド』も大人気。ちょうど日本で『DEATH NOTE』や『ボーカロイド』が盛んになった2005〜2010年あたりのオタク文化を彷彿とさせました。

日本のオタク文化が進んでいるという意味ではなく、単なる流行の話です。
むしろ、コンビニで完全キャッシュレスが浸透している所や、現金を持ち歩かない所は、日本よりも中国の方がIT化が進んでいます。
それでも、オタク&若者の性質は古今東西変わらない様子が垣間みえたのが面白かったです。
映画「サイバー・ミッション」の評価
最後に、この映画を5段階で勝手に評価してみました。
ストーリー ★★★☆☆
アクション ★★★★☆
結末 ★★★☆☆
意外性 ★★★★☆
正直にいえば、一昔前の日本で作られた感がありました。
こういうストーリーに慣れきっている日本人には少し物足りないかもしれません。
欲を言えば、デスノートの上をいくような心理戦がほしかったですね。
それでも、裏の裏をかくようなストーリー展開と、派手なアクション、後半の疾走感は見応えがありました。
ハリウッドや邦画ばかり観ているぼくには新鮮に感じられた作品です。
今後、日本・アメリカ・ヨーロッパで作られた映画以外を観ていきたいと思うきっかけにもなりました。
興味のある方はぜひ観てみてください。
ではでは。
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